ヤマハマリンジェットのフラッグシップモデル、“キング・オブ・クルーザー”MJ-FX Cruiser SVHO。
1.8リットルの大排気量のポテンシャルを極限まで引き上げたSVHOエンジンと、超軽量素材「NanoXcel 2」を採用した軽量&高性能ハルが圧倒的な走行性能を発揮します。
ロングクルージングでの快適性はもちろん、電動トリムシステムと電動リバース&減速システム「RiDE」の搭載により、状況に応じたライディングをサポート。
その堂々たるシルエットには、まさに王者の風格が漂います。
MJ-FX Cruiser SVHO
圧倒的な走行性能と、状況に応じた快適なライディングを実現したクルーザーモデル
CONNEXT
-
コネクト・マルチファンクションディスプレイ
タッチパネル式4.3インチコネクストを標準装備。
業界初のカラータッチスクリーンディスプレイを採用し、瞬時に直感的なタッチ操作が可能です。
またエンジン情報や走行情報などに関するディスプレイ表示や、ロングクルージングをサポートしてくれるドライブコントロール機能、PINコード入力によるセキュリティシステム機能、海上へのエントリーを補助してくれるリバースアシスト機能など多彩なサポート機能を搭載しています。 -
ドライブコントロール
3段階の最大速度と2モードのアクセル・レスポンスの設定が可能。トーイングでスピードを一定に保ちたい場合やロングクルージングでの燃費調整、初心者ライダー向けなど、状況や好みに応じて選ぶことが出来ます。
-
リバースアシスト
トレーラーから下架する際、後進時の回転数を上げ海上へのエントリーを補助します。回転数は2段階の調整が可能です。
-
スラスト・ディレクショナル・エンハンサー機構
超低速モード。リバースゲートをニュートラルポジション から少しだけ上げたり、下げたりすることにより、超低速 での前進・後進を操作。アイドリングスピード走行での 取り回しがしやすくなりました。
デザイン
-
コックピット
中央に4.3インチ液晶のマルチファンクションディプレイを配置し、多彩な機能を一箇所に凝縮することで、操作性を向上。近未来的なデザインとも相まって、操縦する楽しさを演出しています。さらに様々な用途に応える新機能・マルチマウントシステムをコックピットにレイアウト。個性とアイディアを活かし、あなた好みにカスタマイズできます。
-
バウ大型物入れ
バウに大容量の物入れスペースを確保。クーラーボックスやマリンスポーツギアも余裕で収納するなど、ロングクルージングなどで威力を発揮します。
-
スターン物入れ
トーイングロープやシュノーケルなど、マリンスポーツで水に濡れたギアの収納に便利です。
-
クルーザーシート
長いシート長により、3名分の独立した着座スペースを確保。ドライバーだけでなく、後ろ2人のパッセンジャーにもヒップサポートを用意しました。長時間のクルージングでも快適なスポーツライディングを楽しむことができます。
RiDE・NanoXcel2
-
RiDE(Reverse with Intuitive Deceleration Electronics)
PWCの歴史にその名を残す画期的・革新的技術「RiDE」。左手のRiDEレバー操作による1アクションでの減速・後進を可能にするとともに、「減速・後進」と「前進」、それぞれの機能を左右のレバーに独立させることで、高い即応性と直感的な操縦性を実現。特にビギナーには困難だった着岸などで効果を発揮します。また、「RiDE」による減速ではリバースゲートがジェットノズルを覆う際、噴流が横方向に噴出するよう設計。これにより推進力が左右にバランス良く分散するため、減速時のノーズダイブの発生を抑制し、安定した姿勢で減速することができます。さらに、減速中でも推進力が得られるため、ステアリング操作によって旋回することも可能です。
-
NanoXcel 2
ヤマハ独自の材料技術を駆使し、開発したPWC艇体用素材NanoXcelを改良し、さらにグレードアップした超軽量素材「NanoXcel 2」。従来のナノ粘土※粒子を構成する六角形の層の隙間に、極めて小さな泡状のガラス粒子を挟み込むことによって、素材のさらなる軽量化を実現、NanoXcelに比べ、約18%の軽量化を達成しています。もちろん強度・剛性は従来同等を確保、補修も同様に可能です。
エンジン
-
Super Vortex High Output Engine
スーパーチャージャーのインペラ径の拡大による過給効率の向上と、エアクーラー(インタークーラー)の大型化により出力向上を達成。またピストン周りと新構造の高性能オイルクーラーによる冷却効率の向上により、高出力でありながら安定した性能を発揮します。
-
JET Pump
ジェットポンプには、効率よく水を取り込むことができるIntake Grate(格子)を採用。さらにダクトインペラの整流翼を増加することでSVHOエンジンの出力をロスすることなく推進力に変換できます。FXシリーズとGPのキャラクターに合わせ、ライドプレートやスポンソンの形状を最適化することで、レスポンスの良いハンドリングやクイックなターンを実現、高いドライバビリティを発揮します。
ENGINE FEATURES
-
ダイアグノシス・システム
内蔵のECU(エンジンコントロールユニット)へパソコンでアクセスすることによって、メンテナンス履歴や故障時のエンジン状態をモニターでき、迅速なメンテナンスや修理が行えます。
-
EFI (電子制御式燃料噴射装置)
エンジンスロットルの状態や回転数、そして気圧や気温に応じて適切な燃料を供給するEFI※(ELECTRONIC FUEL INJECTION)システムを採用。
※EFI(電子制御式燃料噴射装置)はTOYOTAの商標です。 -
電子制御式スロットルシステム
マリンジェットの電子制御式スロットル・システムは、スロットル開度をデジタル信号化してエンジンに伝達します。
装備品一覧
エンジン |
|
---|---|
艇体 |
|
その他 |
|
備考 |
※同じ名称でも、モデルにより機能が異なる場合があります。 |
主要諸元
全長 | 3.58 m | 全幅 | 1.27 m |
---|---|---|---|
乾燥質量 | 372 kg | 定員 | 3 |
燃料タンク容量 | 70 L | オイル容量 | 5.3 L |
搭載エンジン | 1,812cc Super Vortex High Output Engine | 呼称最大馬力 | 183.9(250)/7,500 |
エンジンタイプ | 4ストローク/4気筒.4バルブ | 排気量 | 1,812cc |
燃料供給方式 | EFI | 燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
推進装置 | ジェットポンプ | 航行区域 | 日本小型船舶検査機構が定める航行区域 |
備考 |
※EFI([ELECTRONIC FUEL INJECTION]電子制御式燃料噴射装置)はTOYOTAの商標です。 ※燃料タンク容量はリザーブタンクを含む容量です。 ※呼称最大馬力のPS表記は参考値です。 |
標準価格例
艇種名 | MJ-FX Cruiser SVHO | メーカー希望小売価格 | 2,719,200 円 |
---|---|---|---|
本体価格 | 2,400,000 円 | 法定安全備品類他価格 | 79,200 円 |
備考 |
※価格は消費税を含まないメーカー希望小売価格例です。地域・納入場所などの条件により異なる場合があります。 ※本体価格には搭載エンジンの価格を含みます。 ※法定安全備品類他の価格には、法定安全備品類・進水諸経費などを含み、オプション・検査登録関係諸費用などは含まれておりません。 ※価格・仕様は令和1年10月現在のものです。価格及び仕様は予告なく変更される場合があります。 |